「プライドが高い」は、幸せへの第一歩

「自分はプライドが高い」と、悩んでいる方は多いと思います。

 

プライドが高い、と自分のことを客観的に見ることができるような方なので、

勉強や仕事にも一生懸命取り組み、成果を出されているということも珍しくありません。

 

一見、外から見るとうまく行っているように見えて、周りにも「うちの部署のエースだよ」

「あなたがいないと現場が回らない」「将来有望でいいね」など、評価はとてもよいことも多い。

 

でも、いまの生き方に疲れている、これ以上続けるのはつらい、と感じている…

 

これは、とてももったいないこと。

本当は、プライド高くがんばってきたあなただからこそ、幸せになるための能力をすでに身につけているのに、

それがうまく活かせていない状態である、といえます。

 

ポイントは3つあります。

 

①自分の気持ちを打ち明けられる場を持つ

②いままでの自分を受け入れる

③直感に従って、行動する

 

それぞれについて、解説していきますね。

 

①自分の気持ちを打ち明けられる場を持つ

  

「プライドが高い」と自己認識しているあなたは、中途半端な成果を許せず、納得のいく質になるまで

がんばろうとします。

その過程で、周囲の人に理解されず、気がついたらひとりでがんばっていた、ということも度々あるのではないでしょうか。

 

そんなとき、できれば周囲の人に対して、「こうしたいので、力を貸してほしい」

「ここのところで困っているので、助けてもらえないか」など、自分の現状を打ち明け、可能ならば協力をお願いすることで、

自分自身が楽になれる可能性が高まります。

 

そうして助力を得ることに慣れていくと、抱えていたプライドがいつのまにか緩まっていき、

「いままでなぜ一人で抱えていたのだろう」というくらいにリラックスしている自分に気がつくことができるかもしれません。

②いままでの自分を受け入れる

 

①を行い、現状のプレッシャーが減ったあと、人によっては、「なぜこんなことで意地を張ってきたのか」

「独り相撲の時間が長すぎた。もうその時間を取り返すこともできない」など、いままでの自分を嘆く気持ちが生まれてくるかもしれません。

 

しかし、実際は、いままでのあなたがやってきたことにも、重要な意味があります。

それは、「人の気持ちを読み、それに対応して適切な行動をする」ということは、社会の中で生きていくためには不可欠な能力であり、

人に認められる成果を出しているあなたはそういった能力をすでに持っている、ということ。

それは、あなたが自分にプライドを持って生きてきたからこそ得られた能力ともいえます。

 

ただ今後は、人に対して気を遣いすぎることがないよう、自分の意識を他人に対して向ける割合を減らし、自分自身に向けてあげる

必要があります。

 

そのバランスが整ってきたときに、次のステップに進むときが訪れます。

 

③直感に従って、行動する

 

プライドの高かったあなたが、適度な「ゆるみ」を得て快適に毎日を送れるようになると、

いままで気が付かなかった様々なことに気がつくようになります。それが「視野が広がる」ということです。

 

視野が広がったあなたは、いままでは気にならなかったことが気になったり、興味を持ったりしていくことも増えていくと思います。

 

そういった直感がはたらいたとき、それに素直に従って行動していくことがとても大切!

 

思わぬチャンスに出会い、そしてそれを実際に活かせるようになっていくでしょう。

 

チャンスに出会っても、うまく活かせないという人は多いものです。

しかし、プライドを持って頑張ってきたあなたは、そのチャンスを具体的にどうすれば活かせるのか、

実現のためのノウハウをすでにたくさん持っています。だから、「プライド高く」生きてきたことは

決して無駄なことではなく、むしろ必要な過程だった、といえます。

 

以上、

①自分の気持ちを打ち明けられる場を持つ

②いままでの自分を受け入れる

③直感に従って、行動する

 

の3点で、プライドの高かったあなたは夢を持ち、それを具体的に実現できる素敵なあなたへと変貌することができます。

 

ぜひ、試してみてください。

 

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