職場では、いつも笑顔でいて、
先輩や上司にもかわいがられ、自分のやりたいことをやって
毎日楽しそうに働いているように見える人がいます。
一方、自分は仕事にも余裕がなく、
失敗をして先輩や上司に注意をされないかと気にしながら
緊張しているうちに、仕事の時間が終わってしまう…
ときには残業時間まで、そのような気持ちを引きずって
仕事をしなければならない。
この差は、どこにあるのでしょうか?
その違いは、上司や同僚といった
身近な人達に、自分の本来のキャラを理解してもらっているか。
そこにあります。
人間、完璧な人はおらず、
誰にでも得意なこと、不得意なことがあるもの。
完璧に見せようとして苦しんでいるあなたを、
もしかしたら周囲の人は、
もし助けを求めてくれれば、喜んで協力するのに、
と思っている人もいるのかもしれません。
いや、自分の力で頑張ろうとして、
努力をして社会に適応し続けているあなたには、
そういう人は身近な人の中には必ず何人かいるもの。
もしかしたら、自分でも忘れているだけで、
「困ったことがあったら、遠慮なく言ってね」など、
声をかけてくれているかもしれないですね。
まずは、そういう人に頼ってみましょう。
人は、欠点があるからこそ、親しみを感じ、愛されるもの。
最初に挙げた、いつも笑って過ごしている人も、
そんなふうにして、自分の欠点を受け入れているからこそ、
毎日元気に仕事をしているのではないでしょうか。
とはいえ、
頼れる人が見つからない、もしくは
頼れそうな人はいるけど声のかけかたがわからない、
もしくは人に「助けて」となかなかいえない、などの
お悩みにより、なかなかすぐに助けを求めることができないかもしれません。
そんな方は
「助けを求める」という表面的な手段だけに目を向けるのではなく、
常日頃から何気ない、人との気持ちのやりとりをできるようになれば
「助けを求める」ということ自体に、過剰にハードルを感じることもなくなるでしょう。
「助けてほしい」という以外にも
人間は常に様々な感情を入れ代わり立ち代わり
感じながら生きているものですが、
がんばりやさんなあなたは、
「助けてほしい」という悲鳴にも似た気持ち以外の感情を
失っている、のかもしれません。
私が提供しているカウンセリングでは、
そんな、今まで自分の力で精一杯頑張ってきたあなたが
過去から現在を心の底から肯定できるようになり、
安心感の中でカウンセラー(私)との関係だけでなく
いまの日常生活の中の人間関係にも安心感を感じられるようになるよう、
丁寧に、一歩ずつ、あなたのペースに合わせてサポートをさせていただきます。
カウンセリングを受けるにつれ、
自分の気持ちに素直になり、
自分らしくいられるための意思表示ができるようになる。
人目を気にせず、リラックスして、人前でも過ごすことが
できるようになる。
やりたいことを、勇気をもって表明できる。
そんなふうに、あなたはきっと変わっていることでしょう。